あたしの周りは、東京オリンピックだけは観て死にたいという、アホのやま、山、ヤマ・
いや、東京は大変なことになりそうです。
開会式、閉会式の入場券は100万円でも安いという声があったのですが、最高で30万くらいになりそう。
議員、関係者、その親族だけで1000人はいるでしょうから、まあ、一般大衆は抽選になるのかね?
JTBの知り合いに聞いたけれども、コッソリ仕入れるルートはないという(本当か??)
アタシは別にオリンピックなど観たくもないのだが、沖縄の連中がサッカーだけはみたい、開会式はと騒いでいる。
飛行機+ホテル2泊3日+観戦券のセット、10組で最低200万@@
東京のホテルは満杯になるだろうから、成田で降りて茨城のホテルに泊まるのがアナだと。
いや終戦後、日本の国力は凄いところまできたと実感している次第です。
日本共産党あたりが政権をとっていたら、いまごろ北朝鮮のようになっていたかと思うと、ゾットしますね、そこの革新系のお父さん・
アタシは、アパート経営をしながら、いろいろな人間をみてきた。
ほとんどの方は金がないから安いアパートに入る、そこから人生と経済原則の根底を知ることができる。
20代で死んだ絵を描いていた心臓病の女の子もいたし、放火しておかしくなったベトナム孤児の女性もいた。
ベトナム孤児の女性は20年以上、新川崎にあったアパートに入居していてね、いろいろ微妙な相談にものった。
大家さん、最後まで置いておいてと言われたこともある。
そのアパートを売ったら、1ケ月後にアパートに放火した。不動産屋から火災保険に入ってないかと問い合わせを受けたときは仰天した。
滞納気味だったので、新しいオーナーから、督促を受けて追い詰められたのかもしれない。
彼女を見捨てたようで、いまでも、売らなければよかったと、時々おもう。
50代で結婚したスナックのママもいた。
アパートの前でアタシに嬉しそうに報告して、ふと見たら、暗い死神のような男が近くに立っている。
半年もしたら、麻雀狂のダニみたい男に借金地獄に追いやられれて、店をたたんで出て行った。
貯金をみな使われて、最後はカードまで取られたようだ。
DVで生保を受けている女性も何人か入居しているが、こちらは、みな、妙に元気だ。
概して、女のほうが色彩感のある人生をダイナミックに送っている。
オトコは、その点、単色ね。
酒かバクチ・女、あとはノーガキ。
人生は、決してノーガキではなく結果。
昨日までの積み重ねが、今日のアナタ。
いや、人生とは簡単すぎて、恐ろしいものです。
オリンピックの喧騒と、人生のアクの中で流れていってしまう人々と、アタシは無表情に眺めるだけですが。
で、相変わらず、不動産業者と信金が、みっちゃん様、アパートでぼろ儲けしませんかと言ってくるのだが、利回りが低くて買う気にならない。
東京では平成モノで8%以上の物件がほとんどなくなってきた。
10年後の家賃下落、空室率上昇、土地価格下落を考えると、恐ろしくて手を出せない水準だ。
買ってる連中はバブルの崩壊を知らない、イケイケのアホがほとんどだから、20年間満室・20年後にも土地価格は現状以上だと、本気で考えている@@
スルガかぼちゃの馬車事件は、いまごろになって騒ぎになっている。アタシの近隣にも5-6棟建っているが、ほとんどガラガラ。
家賃3万で管理費を2万とっている物件もある。こーゆう物件を買う人間の頭の中を観察したいのだが、がぽぽぽ、バカは間違いなく存在するし、必然的に滅んでいくのです。
前回書いた、FXスワップ両建てさや抜きが面白く、いまはドル円で4%前後、南アランドだと4倍で利回り10%前後。
トルコリラショックでもランドは10%程度の下げですから、レパレッジ5倍以下で、適度のロスカットを組み入れておけば面白いでしょう。
信金の事業性資金は、借入金利1.2%から2.1%前後。
FXで安定的に3.5から7%いくのなら、いまは不動産投資などやってられません。
このまま不動産価格が強調なら手持ち資産は万全だし、不動産バブル崩壊になれば、ばははは、大変な暴落になる。
前回に比べたら、人口減少は明確だし、賃貸物件は腐るほどある。この3年以内にフルローンで買った連中はそろそろ万歳するころ^^
ほとんど競売か任売になるだろうから、半値で買えるかも。
成田で買った物件は1R18室で、平成3年当時1億3000万、アタシは3年前に2600万で買いました。
満室で利回りは20%を超えてます。
不動産は慌てないこと。
慌てるも何も、収益性の低い土地・物件など、いずれ売れなくなる。
東京23区でも一等地を除いて路線価で売れれば万歳でしょう。
で、慌てない俺は、義母とのドライブを欠かさずやっている。
首都高速・外環は整備もすすんでおり、いまでは大渋滞があまり起きない。
王子あたりから荒川沿いに首都高を走っていると右手に川とスカイツリーがみえてくる。
葛西から豊洲のほうにいくと、ビル・ビル・ビル、あたり一面、資本主義経済の塊。
マンションで産まれて、マンションで育って、マンションで死んでいく、人間がそろそろ1000万人を超える?
ロボット人間のようだが、あなた、いまどきマンション造作人間など、地方にもいくらでもいる。
こーゆう無機的社会が、まるで、血や緑を宿さないもののように語られるが、そもそも、人間なんていうのは多面的で昼と夜の顔が違うのです。
無機的であろうが有機的であろうが、思索を行った魂の行く末には心配は無用。
田園で産まれたって、無機的な犯罪者になりえる、そこが面白い。
そんなようなことを、地方再生や、村おこしの番組をみるたびに思うのだが、ナナちゃんが、あまり人前で、そのようなことは言わないほうがいいという。
バカヤロー、言論の自由だろ!いや、たしかに、沈黙は金だ^^
しかし、東京だけ栄えて地方が滅ぶことに、なにか問題でもあるのか?
東京圏をどんどん大きくして、北海道や東北・九州・四国など農地と軍事施設だけにしたほうが、合理的だろう。
いや、こーゆうことは、決して外では言ってはいけない。
話がすこし飛ぶが、中曽根元総理が100歳になったようだ。
長生きなど自慢しても仕方ない話だが、本人が、大切にしていることを語っていた。
1 規則正しい生活
2 森羅万象に関心を持つこと
むかし政治番組をみていたとき、中曽根氏だけは政治的な話をしながらも、宇宙の話から核心に入っていったのを思い出す。
日本の政治家、とくに野党は、政治色の強いことばかり取り上げる。
政治・民主主義というのは矛盾に満ちた人間を方法論で統括して、方向性を与え、できる限り大多数に幸福感を与えることだ。
アタシは、そう理解している。
矛盾に満ちた多数をまとめるには、矛盾に満ちた方法論でいくしかない。
なぜなら純粋なものは、矛盾から嫌悪されるからだ。
森羅万象を語るというのは実は政治家にとって最も大切なことであり、アタシは、あの番組をみてから中曽根氏を尊敬していたのだ。
アタシたちの能力には限りがあるけれども、いろいろな事柄に興味をもつ、そして、表裏・上下、いろいろな視点からみる。
それだけで固定観念から逃れて、けっこう自在な目でこの世を眺められるようになるかもしれない。
それは自在になるにつれて、社会の型からもはずれていく危険性を秘めているが、それを危険だとは思わない年にアタシはなってしまった。
この先のハナシを書きたいところだが、今日はなんとなく、ここまででよかろうという気にもなる。