ジャズを200枚聴き終わったら、今度はクラシック500枚
2011年 08月 27日
ううう、どこかのレコードショップが逝ったのか、クラシックファンがまた一人
お亡くなりになったのか、ヤフオクで500枚まとめて買ってくれーって出てたんだな。
がははは、日本中のレコードを買いあさってしまおうと決めているので、入札していたら、
たった2万だと。。
10ケース、100キロ以上のゴミがすぐに届きました@@
ジャズ200枚、結局1ケ月もたたないで仕分けできたので、今度もあっというまだろう。
古いコンサートホールソサエティ(通販会社)のレコードが3枚まとめて入っていた。
これ、集めている人も多い。
真ん中は白鳥の湖。
日本発、ロンドンレーベルの5セット。
録音がよさそうだから、オーディオのチェックに使おう。
いま聴いているのは、はじめて耳にするホーレンシュタインの悲愴。
基準盤のカラヤンに似ておりまして、第三楽章のゾクゾクする導入も同じテンポで
鮮やかに入っていく。
ところが、中程からテンポを落として、金管をゆっくり鳴らす。
これは最終楽章に対する戦略みたいものだから、どのように落とし前をつけていくのか。
なかなか、面白い解釈であります。
ヴィヴァルディの四季だけで、10枚近く入っていて、四季人気を伺わせます。
ミュンヒンガー、シュトゥットガルトで久しぶりに聴いたんだが、弦の合奏に厚みがあって、
素晴らしい、全曲聴いた。
四季というとイ・ムジチ、結局、あの繊細な音場で四季に入ってしまうと、バロック音楽の
狭い世界に閉じ込められてしまうのではないだろうか。
オーマンディ・フィラデルフィア盤もあるので、あとで聴いてみよう。
ここで、悲愴が終わった、良かった。
ジャズ200枚聴いて、結局、80枚くらいかね、那須にもっていったのは。
あとは1円で、売ってしまう。
俺は収集家じゃないし、評論でメシを喰ってるわけじゃない。
いいと思った音楽だけ残しておくの。
クラシック500枚だって、100枚残ればいいと思っている。
レコード、CD1万枚蒐集してますなんてザラにいるが、つまらない音楽を抱えて、
どーするんだ。蒐集するための蒐集、疲れる話だ・・
ライナーノーツを読むと、どのレコード、曲も、評論家先生は褒めている。。
30年前の新譜で、いまでも残っているのは、いった何枚あるんだろう?
このあいだも書いたが、キョウビ、ウエザーリポートなんて聴いてるヤツは、どのくらい
いるのか。
SUN-RAというグループが昔あった。
俺はこのあいだ、ウエザーを聴いたあとで、SUN-RAもジックリ聴いた。
出来不出来はあるが、明らかにSUN-RAのほうが革新的であったし、いまでも新鮮。
ためしにヤフオクに、ウエザーとSUN-RAをそれぞれセットで100円くらいで出品
してみたのよ。
ウエザーは入札者ゼロ、SUN-RAは7人入札@@
がははは、狂気のSUN-RA、当時はあまり相手にされなかった。
大衆の感性をバカにしてはいけない、美空ひばりは譜面など読めなかったんですね。
感覚、聴覚というのは、知識じゃない。
正しいモノを本能で捉える。
ブラームスの交響曲第4番を、午前中、聴いた。
俺がすきな志鳥栄八郎さんは、もっとも好きな曲のヒトツだという。
若い人にはこの曲の良さがわからない、人生の終盤近くなって、はじめてこの曲の
深みがわかるとまで言っている。
ブラームス自身、この曲が一番好きだと言っているの・・
門馬直美は第四楽章「感動的な迫力をもっている。明るいこともあれば、
暗く沈むこともあり、表現の多用さはおどろくほどである。
まさに、全曲をしめくくるにふさわしい楽章といえよう」
ううう、俺はこの言葉がトラウマとなって、以前ブラームス全集まで買って、聴いてみた。
しかしながら、ハンガリー舞曲集、ピアノ4重奏曲第2番以外は、なんの感銘も受けない。
今日も4番を改めて聴いたが、眠くなってきた、ぶほ・
俺は、一時期、真剣に悩んだね。
なぜ、ブラームスの良さが、わからないのか?
けっきょく、良くないのよ、俺には、むほほほ、単純明瞭。
朔太郎は好きだけど、金子みすゞは嫌いだ、それと同じ。
人間の感応回路は、千差万別、それが個性ってヤツです・
暑さも一段落してきたので、そろそろ芸術鑑賞といきたいところだけど、まだ動きが鈍い・
落語あたりならヨカローと、2度ほどいってきたが、けっこう人気があって平日でも満員。
林家正蔵の人情ものは、うまい。
あとは、夏枯れの歌舞伎。
花魁草(おいらんそう)という、せつないお話が新橋演舞場。
獅童、勘太郎あたりが、着実にウマミを身につけてきている。
勘三郎は復帰出来るのかな?俊寛ネタで遠くの島に行くようだが。
ああ、そーいえば、このあいだの日経に、田中恭吉が特集されておりました。
以前にblogでもご紹介いたしましたが、「バラの刺」というのは初見。
この目がよくてですね、一度は和歌山の美術館に行かなければと思いました。
女性の柔らかい肌に、「刺」を刺す意味、それは刺を等間隔の配置にした不自然さ、
すなわち美の破壊をもって明確でしょう。
この目は、知性的じゃない、ある意味農村的な暗愚の目ですね、しかしながら
純朴な汚れをしらない目、仏陀の目のようにもみえる。
その純朴さを、恭吉の追い詰められた神経はサディスト的にイジメている。
彼は鋲を彼女の顔に打ち込むたびに、彼女の額を、鼻を犯し、射精をしている。
衣服はまるで、熟したオンナを暗示しているようで、この不釣り合い感が、彼女の
顔を独立した桃のように浮き上がらせている。
妙に気にいって、スキャンした画像を額縁に入れて、飾っておきました。
シャガールの「街の上で」が、向かいにかかっている。
さて相場のほうは、ガタガタやっておりますが、下位うごめき型。
為替、株ともにトレンドは戻りを試したがっていますので、売りつないでいくには
ちょうどいい。
楽天リートレアルにいたっては年率30%超えですから、買い増ししておきました。
ドル円80円、NYが12000Pなら万歳ですから、腹八分として79円、11800Pあたりで
ヘッジが7割くらいなら、良しとすべきでしょう。
その時点で、今回のヘッジの儲けを吐き出してトントンなら、最上級の投資家という
ことになります。
おい、メンデルスゾーンのピアノ曲集、厳格なる変奏曲、幻想曲、無言歌集、いま聴いて
いるんだが、これいいね。
彼は生まれも育ちも運も一流、俺は交響曲のイタリアとかスコットランドが大好き。
モーツアルトのようにひねくれていないから、明るく正直、そして色気やツヤももっている。
ピアノもドビッシーのように流麗じゃないけど、端正に厚く創られている。
こーゆう正当派というのは、ショパンのように甘美に流れないぶん、人気がないのかね。
いいレコードだ、弾いているのはヘルムート・ロロフ、大事にしよう。
じゃあ、またね・
お亡くなりになったのか、ヤフオクで500枚まとめて買ってくれーって出てたんだな。
がははは、日本中のレコードを買いあさってしまおうと決めているので、入札していたら、
たった2万だと。。
10ケース、100キロ以上のゴミがすぐに届きました@@
ジャズ200枚、結局1ケ月もたたないで仕分けできたので、今度もあっというまだろう。
古いコンサートホールソサエティ(通販会社)のレコードが3枚まとめて入っていた。
これ、集めている人も多い。
真ん中は白鳥の湖。
日本発、ロンドンレーベルの5セット。
録音がよさそうだから、オーディオのチェックに使おう。
いま聴いているのは、はじめて耳にするホーレンシュタインの悲愴。
基準盤のカラヤンに似ておりまして、第三楽章のゾクゾクする導入も同じテンポで
鮮やかに入っていく。
ところが、中程からテンポを落として、金管をゆっくり鳴らす。
これは最終楽章に対する戦略みたいものだから、どのように落とし前をつけていくのか。
なかなか、面白い解釈であります。
ヴィヴァルディの四季だけで、10枚近く入っていて、四季人気を伺わせます。
ミュンヒンガー、シュトゥットガルトで久しぶりに聴いたんだが、弦の合奏に厚みがあって、
素晴らしい、全曲聴いた。
四季というとイ・ムジチ、結局、あの繊細な音場で四季に入ってしまうと、バロック音楽の
狭い世界に閉じ込められてしまうのではないだろうか。
オーマンディ・フィラデルフィア盤もあるので、あとで聴いてみよう。
ここで、悲愴が終わった、良かった。
ジャズ200枚聴いて、結局、80枚くらいかね、那須にもっていったのは。
あとは1円で、売ってしまう。
俺は収集家じゃないし、評論でメシを喰ってるわけじゃない。
いいと思った音楽だけ残しておくの。
クラシック500枚だって、100枚残ればいいと思っている。
レコード、CD1万枚蒐集してますなんてザラにいるが、つまらない音楽を抱えて、
どーするんだ。蒐集するための蒐集、疲れる話だ・・
ライナーノーツを読むと、どのレコード、曲も、評論家先生は褒めている。。
30年前の新譜で、いまでも残っているのは、いった何枚あるんだろう?
このあいだも書いたが、キョウビ、ウエザーリポートなんて聴いてるヤツは、どのくらい
いるのか。
SUN-RAというグループが昔あった。
俺はこのあいだ、ウエザーを聴いたあとで、SUN-RAもジックリ聴いた。
出来不出来はあるが、明らかにSUN-RAのほうが革新的であったし、いまでも新鮮。
ためしにヤフオクに、ウエザーとSUN-RAをそれぞれセットで100円くらいで出品
してみたのよ。
ウエザーは入札者ゼロ、SUN-RAは7人入札@@
がははは、狂気のSUN-RA、当時はあまり相手にされなかった。
大衆の感性をバカにしてはいけない、美空ひばりは譜面など読めなかったんですね。
感覚、聴覚というのは、知識じゃない。
正しいモノを本能で捉える。
ブラームスの交響曲第4番を、午前中、聴いた。
俺がすきな志鳥栄八郎さんは、もっとも好きな曲のヒトツだという。
若い人にはこの曲の良さがわからない、人生の終盤近くなって、はじめてこの曲の
深みがわかるとまで言っている。
ブラームス自身、この曲が一番好きだと言っているの・・
門馬直美は第四楽章「感動的な迫力をもっている。明るいこともあれば、
暗く沈むこともあり、表現の多用さはおどろくほどである。
まさに、全曲をしめくくるにふさわしい楽章といえよう」
ううう、俺はこの言葉がトラウマとなって、以前ブラームス全集まで買って、聴いてみた。
しかしながら、ハンガリー舞曲集、ピアノ4重奏曲第2番以外は、なんの感銘も受けない。
今日も4番を改めて聴いたが、眠くなってきた、ぶほ・
俺は、一時期、真剣に悩んだね。
なぜ、ブラームスの良さが、わからないのか?
けっきょく、良くないのよ、俺には、むほほほ、単純明瞭。
朔太郎は好きだけど、金子みすゞは嫌いだ、それと同じ。
人間の感応回路は、千差万別、それが個性ってヤツです・
暑さも一段落してきたので、そろそろ芸術鑑賞といきたいところだけど、まだ動きが鈍い・
落語あたりならヨカローと、2度ほどいってきたが、けっこう人気があって平日でも満員。
林家正蔵の人情ものは、うまい。
あとは、夏枯れの歌舞伎。
花魁草(おいらんそう)という、せつないお話が新橋演舞場。
獅童、勘太郎あたりが、着実にウマミを身につけてきている。
勘三郎は復帰出来るのかな?俊寛ネタで遠くの島に行くようだが。
ああ、そーいえば、このあいだの日経に、田中恭吉が特集されておりました。
以前にblogでもご紹介いたしましたが、「バラの刺」というのは初見。
この目がよくてですね、一度は和歌山の美術館に行かなければと思いました。
女性の柔らかい肌に、「刺」を刺す意味、それは刺を等間隔の配置にした不自然さ、
すなわち美の破壊をもって明確でしょう。
この目は、知性的じゃない、ある意味農村的な暗愚の目ですね、しかしながら
純朴な汚れをしらない目、仏陀の目のようにもみえる。
その純朴さを、恭吉の追い詰められた神経はサディスト的にイジメている。
彼は鋲を彼女の顔に打ち込むたびに、彼女の額を、鼻を犯し、射精をしている。
衣服はまるで、熟したオンナを暗示しているようで、この不釣り合い感が、彼女の
顔を独立した桃のように浮き上がらせている。
妙に気にいって、スキャンした画像を額縁に入れて、飾っておきました。
シャガールの「街の上で」が、向かいにかかっている。
さて相場のほうは、ガタガタやっておりますが、下位うごめき型。
為替、株ともにトレンドは戻りを試したがっていますので、売りつないでいくには
ちょうどいい。
楽天リートレアルにいたっては年率30%超えですから、買い増ししておきました。
ドル円80円、NYが12000Pなら万歳ですから、腹八分として79円、11800Pあたりで
ヘッジが7割くらいなら、良しとすべきでしょう。
その時点で、今回のヘッジの儲けを吐き出してトントンなら、最上級の投資家という
ことになります。
おい、メンデルスゾーンのピアノ曲集、厳格なる変奏曲、幻想曲、無言歌集、いま聴いて
いるんだが、これいいね。
彼は生まれも育ちも運も一流、俺は交響曲のイタリアとかスコットランドが大好き。
モーツアルトのようにひねくれていないから、明るく正直、そして色気やツヤももっている。
ピアノもドビッシーのように流麗じゃないけど、端正に厚く創られている。
こーゆう正当派というのは、ショパンのように甘美に流れないぶん、人気がないのかね。
いいレコードだ、弾いているのはヘルムート・ロロフ、大事にしよう。
じゃあ、またね・
by sniperfon | 2011-08-27 17:43